長崎探検

夏休みを取れたので、ちょっくら長崎へ。
軍艦島をメインに考えてたので、それ以外はオマケ程度にしか思っていなかった。
しかし、なかなかどうして見るところが多かった。
これだけ観光資源があれば困らないね。
街並みは異国情緒にあふれ、美化の意識も高いのか清潔感がある。
キリスト教関連の施設やエピソードも豊富。
中でも大浦天主堂で見た隠れキリシタン信仰から派生した、日本版最後の審判の版画が印象に残った。どことなく横尾忠則を思わせる(逆か❓)画風が余計におどろおどろしかった。
グラバー邸もすばらしかった。
当時の生活に思いを馳せて、小高い丘の上から海を眺める。「ここなら、津波が来ても大丈夫そうだ」
1000万ドルの夜景もみた。坂の街で見る夜景は、立体的で、他では決して見ることの出来ない光の海の盛り上がりのような光景に、ただ世界三大夜景を納得した。
そして、世界遺産候補の一部でもある、日本最大の廃墟。軍艦島
霧の中に浮かび上がる姿はまさに軍艦そのもの。
残念ながら建物内部に入ることはできないが、上陸して眺める巨大廃墟群は、当時営まれたであろう生活に思いを馳せると、言い知れぬ儚さを覚えた。
歓楽街もなかなかの規模で、夜遊びも充実している。酒飲みの私も全く困らないわけだ。
あ、あと、出島も感動した。一見するとどこが出島だかわかんないが、30年後までには、昔の通りの島に戻って、メインゲートは大通りと橋でつながるらしい。路面電車の軌道をそのために変更するということだからもうその心意気たるや…
今回の旅行で、いっぺんに長崎が好きになっちゃった。
また一つ、将来の移住先の候補ができた。

以下、旅の写真を少々。








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