梅田の一日

今朝はゲロ酔いで目覚めた。
急いでゲロを吐いて準備をして駅へ。
時間を勘違いしていて、すでに高速バスは走り始めていた。
運良く信号待ちになったので追いかけて無理矢理乗せてもらい、着席。
隣のにいた女性客があからさまに嫌そうだ。無理からぬ。私があまりに酒臭いのだ。ところが、私は私であまりに苦しいため、それどころではなかった。二日酔いで気持ち悪い上に高速バスで車酔いが重なった状態。サイアクだ。苦しみのあまり私がため息を漏らすたびに隣の客もため息をついた。おそらく、酒臭い私の息から逃れるためであったろう。
さて、梅田に着いて連れのmomoが就活に行ってしまったため、少し空きができた。そこで楽器屋に立ち寄りウッドベースの小さいのを試奏させてもらった。見た目もウッドベースそっくりにつくってあるが、一応ホロウボディのアコベなので非常に弾きやすい。それに音色も悪くない。少なくとも、完全ソリッドの僕のアップライトよりかは随分と音がよい。欲しい・・・!が、まさかの特価、210000円。買えねえよ!
でもホンマにいい音やから就職してお金貯まったら買おうと決意。もう使っていない僕のBacchus 売ったら少しは足しになるかしら。
そして古書のまちで古本めぐり。
到底ブックオフとかには置いてないであろう無茶苦茶に古い本が置いてあって、楽しかった。あまりに古い本は、逆に高くなるというのを知った。定価300円→800円など。あと、誰が売ったんだろう?そして誰が買うんであろう?というような本もあって、古本屋の懷の深さを感じた。古い本はその内容というよりも、それ自体が骨董品的な価値を持っているのだなあと悟った。今さらながら古本屋巡りにハマりそうだ。しかし残念ながら川端康成先生の作品集的な物は見つけられなかった。前から欲しかった人相学の気合の入った本があったが、高すぎて断念した。
そうこうしているうちに、twitter上で中学からの悪友Masaが偶然にも梅田で同じようにヒマをしているらしいことを知った。彼はホラー仲間であり、初めて愛媛に稲川先生に会いに行ったときも彼と一緒だった。
喫茶で落ち合い、最近オススメのホラー映画などについてひとしきり語り合った後、momoが就活を終えたために二人で迎えに行った。そして彼はゴアいホラー映画を観に夜の町に消えた。
そしてmomoと茶屋町のいい感じのバーに入って食事をしていると、再びヒマをもてあましたMasaから連絡があり、一緒に飲んだ。結局、ゾンビの話とかした気がする。
で、さっき徳島駅まで帰って来たわけである。
時間が時間であるために、公共交通機関は使えず、結局歩いて蔵本まで帰ることに。
日記書きながらだったら早いだろうと思って歩いてたら、もう着いた。あっという間であった。

最後にもう一度、お店の紹介。
茶屋町のband wagonというバー。バーなのに普通の洋食屋さんみたいなしっかりしたご飯が食べられる。そしておいしい。さらにアナログレコードで小粋な曲がかかるこじんまりした店内は雰囲気も抜群。
ぜひ!
ちなみに、masaさんオススメのホラー映画は、ワナオトコ。また次回の藁人形クラブで上映 するとしよう。