mystery night tour 2009 ライブレポート


大阪らしい小汚な〜いような飲み屋兼メシ屋みたいなとこで昼間っからチビチビやりながら昼メシを食いたいなと思ったのですが、ちょうどイメージがぴったし会うところが見つからなかったため、黒べこなる焼肉屋のランチに決めた。
このときも一つ興味深いエピソードがあったのだが、ここでは趣旨から外れるため、またの機会に譲ろう…
うまいランチと生ビールでほろ酔い加減になり、nu茶屋町イシバシ楽器と古書のまちのナカイ楽器を冷やかす。30万くらいするアップライトのエレべを小一時間に渡り試奏する。店員が物言いたげになってきたので2,3質問した後撤退。
う〜ん、やっぱりウッドベースに比べたらおもちゃ感があるかなぁ
だいぶリアルだったけど弾きにくさと音の豊かさが違うかな〜(^_^;)
さておき、何やら前日駐車場アスファルトの上で夜を明かしたらしい友人Mと合流したのち、迷いながらも何とか厚生年金会館にたどり着く。
アスファルトは案外気持ちいいらしいですよ。
会場のトイレを出たらもうお馴染みの入場音楽が鳴り始めた
ヤバい!と二人で猛ダッシュ

チケットで席を確認するも、いざ場内に入ると真っ暗。
何故か提灯を持った係の人に尋ねてようやく着席。
今回は登場シーンが見られました。
松山の冬のライブでは長椅子にゴザを敷いて、そこに座長(稲川師匠)が座って話すという簡単なものだったが、今回は違う。
なんと昔の田舎の農家かなんかの家を丸々一軒そのまま再現し、その一番手前の縁側に座長が腰掛けるという力の入りようであった。しかもなんと庭まで再現してあったものだからびっくり。
ほどなく、ガラガラ〜っとセットの奥にあるいわばその家の玄関の戸が開いて、大喝采の中座長登場!
2000人は入ろうかという芸術ホールはほぼ満員で、場内は異様なムードに包まれた。
「いや〜ぁ、どうも!ありがとう!」と言いながらいつもの感じで座長は語り始めた。
いい人な感じがにじみ出ていた。
みなさん予想しないかもですが、怪談ライブとはいえ座長は結構笑わせてくるんですね。みんな終始大爆笑でした。
さてセットリストを書こうと思ったのですが、冬のライブとは違って全くの新作ばかりでした。

セットリスト
すべて知らない話だったために、タイトルは適当になってしまいました。

カンボジアでの心霊探訪(心霊写真もあり)

②廃墟での怪談ー海からの参加者「あれ?さっきの誰が言ったの?」

③ホテルで真夜中にフロントからの電話で「お連れ様がお見えになられました」

④殺人カーナビ(よくできた話)

⑤引っ越した家の排水溝にあった大量の髪の毛とダンサーの自殺

⑥別荘の女の子(感動的な話)

⑦廃屋のはずの隣の家の奥さんの奇怪な行動(ぐろい話)

⑧押入れの中の赤ちゃん(泣き声がめっちゃ怖かった)

⑨友人の息子(しんみりした話)

といったラインナップでした。「生きてる人間じゃない!」などの殺し文句が出た際にはもう大盛り上がりでしたね。

そしてさらに話が終わったあとにスクリーンを用いた心霊写真で一言のコーナーがたっぷりとありました。

画像がないのでご紹介はできないのですが、新作もあれば毎年のように紹介されてる写真もあって、だんだんと年月を経るごとに変化してくる写真もいくつかあって、今まで話でしか知らなかったそれらの写真の実物を見ることができてホンマに貴重な体験ができました。

でも一枚だけどうみてもギャグだろうというか絶対心霊じゃないやんっていう写真があったのが気になりました。あれは・・・ネタか?

というような感じで、熱狂の中ライブが終わり、物販コーナーを物色。
結局稲川バッジと稲川キャンディーと稲川コースターと稲川ライターを購入しました。

ホントは稲川Tシャツが欲しかったのですが、高かったので・・・


[写真解説]
上の写真は徳島県の某心霊スポットに丑の刻参りの人形を見に行ったときのスナップ写真です。

おかしいなぁ。霧なんか出ていなかったのに、靄がかかっていますね。

誰かが昔かけた呪いや怨念といったものがそこで今も渦巻いていて、それが我々の乗る車に覆いかぶさろうとしている・・・とでも、いうのだろうか・・・