恐怖の現場イン両国商店街 その一

いや〜行ってまいりました。恐怖の現場、真相解明シリーズでございます。

私、座長こと稲川亭稲川淳三(イナガワジュンミ)でございます。

いあ〜それしても今回の現場、本当に怖かったの一言につきますね。

二日酔いの頭のまま集合場所の部室に向かうとなんと待っていたのは私の弟子であります稲川亭木魚ただ一人・・・

そう、もう霊障は始まっていたのです。

残りの調査員たちは腹痛や頭痛といった霊障のせいで、現地集合という形に。

現場に向かう途中でボードウォークにて幼女たちが歌って踊るライブをしてたので、調査員たちと合流後稲川亭たおるを待つ間しばしライブを鑑賞。

どうやら地元のアイドル養成所か何かの催し物らしかったですねぇ。

会場には1mはあろうかという巨大望遠レンズを装着したカメラを携え、気合の入ったお兄さんたちがステージのまん前に陣取っており、異様な盛り上がりを見せておりました。

そんなまん前で巨大なレンズを装着する意味あるのか??もはや顕微鏡レベルでの鑑賞になるのではないのか??などと考えながらやたらシャープしまくった幼女たちのボーカルを聞いていますと、ほどなく交番のほうから稲川亭たおるがやってまいりまして、合流。

そこから今回の調査がスタートしました。

調査団は部長おこいさん、ルーク土居、稲川亭ティッシュ・・・もとい、たおる、Iシカワ霊視、稲川亭木魚、天津セキ、そして私をいれた7人。

まず、ポスターに書いてあった地図があまりにざっくりとしていて全く場所が分からなかったために現場を探すことから始まったのです。

とりあえず何だか人が集まってそうな両国橋の交番裏の広場に向かった訳でございます。

するとそこでは、何かよく分からないお祭りみたいなのがやってたのでこの辺かなぁと入ってみると、こんな感じなのです。

スタッフらしき人に「何のイベントですか?」と聞いても、「まぁそのぅ、よく分からないんですけど、要するに、いろんなイベントを一斉にやってみよう的な、そんな感じです」とさっぱり分からない説明をするのです。てっきり自治体の観光課か何かがやってるのだろうと思っていたのに、どうやら事態はそんな単純なのものではないらしいのです。

あやしい・・・何か私たちの知らないところでとてつもないことが進行しているんじゃないだろうか?ていうかそうだったら楽しいなぁなどと考えながら、300個限定で無料配布の徳島バーガーと、加盟店で使えるアトム通貨30馬力をいただきました。

さて、こちらの写真は無料配布のバーガーに群がる亡者の群れでございます。まるでキャンサーのデスマスクに冥界に飛ばされたときに見える亡者の列のような・・・(分かりますかね??)

この横顔の人物は調査員ではない他所の人です。物憂げな表情が気になります・・・
もしかしたらもう生きている人ではないのかも・・・

さて、バーガーもおいしかったところでそろそろ本題の現場に行かなくては。天津セキはバーガーが分離してしまい、卵やらなんやらを地面にぶちまけ、ほんとにうらめしそうでした。霊障だから仕方がないのですよ。

すだちくんも現れ、ますます盛りあがる会場を尻目に我々は恐怖を求めて旅立ちました。

今回の調査団・・・

いろんな情報を頼りにしつつ、Rabのある方に歩いていると、もう明らかにおかしい建物がございました。

怪しさ満点。

なんと普通に街中のビルの一階に現場があるというとんでもない状況。

そしてまるで個性派女優のようなおばちゃんが入り口で構えておりました。そしてなんとその足元には座布団で作った女の変死体が無念そうに転がっておりました・・・
なんかやばいなぁという気がしました。

そして我々は気合を十分に高めた状態でもってバーンと中に飛び込みました。


その二につづく・・・