2012年1月16日の夢 1.悲しいサイボーグ編

僕は、マンガを読んでいた。

こち亀っぽい絵柄で、美人の娘がいる家に主人公がどういうわけか居候している設定。

で、主人公はその娘が好きなんだけども、その娘は振り向いてくれない。
そのとき出会ったのが怪しい肉体改造セラピーみたいなとこ。

いっちょセクシーな肉体を手に入れて彼女に振り向いてもらおうと考えてそのセラピーに参加する主人公。この頃から僕は、その主人公自身になっていた。

初めに手渡されたのは、変な粉のようなもので、これから食事は少量の水でそれを解いたペースト状のものにするよう言われた。

ペーストを食べるようなにった僕は、どんどん痩せていった。、

そして不思議と引き締まった体を手に入れた。その頃、食卓で娘さんに、僕の身体はどうですか?と問いかけたが、反応は冷たいものだった。

それからさらにそのセラピーに没頭した。もはや当初の目的など関係なくなった。僕は狂ってしまっていた。

夢中になってセラピーに通い、食事は謎のペーストのみ。
次第に身体はおかしくなり、部分部分が腐り始めた。

しかし、セラピーに行って帰ると、なぜか腐ったはずの部分が別の部品で置き換えられた。

そうして幾日か過ぎ、僕の身体は完全にサイボーグになっていた。

理想の身体を手に入れた僕は、やっと当初の目的を思い出し、その家の娘さんに、どう??僕の身体は。と問いかけたが、アタマおかしいんじゃない??と怯えた目をした彼女に言われた。

そのとき、すでに狂ってしまっていたぼくは、この素晴らしさが分からないとはバカな女だと答え、なぜかお土産屋さん(家のなかにお土産物屋さんがあったのだ)にあった木刀を手に取り、広間で華麗に剣の舞いを披露した。

僕の目から、すでに涙は流れなかった。


解釈
おそらく、最近始めたプロテインダイエットのことだと思います。